住み替えながら、自邸について考えることにした。
いつかは、自分で設計した家に住みたいと思っています。
でも、たった一度の家づくりで満足のいく家が建てられると思うほど、自分の腕に自信はありません。
さてどうしよう？と思った時に考え付いたのは、「住み替えながら暮らす」ことでした。昔は家を一度買ったら、生涯そこに暮らすのが当たり前。でも今は、不動産情報サイトを見ていても物件情報が豊富にあります。中古住宅を買えるということは、中古住宅は売れるということ。つまり、住宅を買っても買い替えられるということ。「お金」というハードルさえなければ、住宅を身軽に買い替えられる良い時代になった気がします。
この先、人口はどんどん減少します。それは空き家が増え、より良い中古住宅が不動産市場に出てくる可能性も高まることを意味します。それならば中古住宅を住み替えながらリノベーションを何回か経験し、自分の性格と暮らしを見極めて家族が心地よく居られる家を模索すれば良いのではないか、と思い至りました。
家を建てる前に、リノベーションで練習を。
リノベーションといえば「俺の基地」的なちょっとひねった間取りや内装をイメージすることが多いと思うのですが、そうではなく、「不特定多数向けの間取り」を「自分たち家族に合うカタチに創り変えること」という定義で捉えています。
つまり、既存の住宅をその家族に適した『考え方』で創りなおすこと。
ということは既存住宅という土台はあるけど新築の時とも手順は似ていて、暮らしを見つめる、使い勝手を考える、要不要を見極めるといった家づくりの体験はできるということ。
敷地や法律のことを考えなくて良いだけリノベの方がハードルは低いので、住宅設計素人が好き勝手考える取っ掛かりには良いのではないかと思います。
いつか自邸を建てる時にはそれまでのリノベの経験が活きて、一度で満足のいく家が建てられるのではないか、と期待しています。
まとめ
そんなわけでこのブログでは、家を建てるために必要ないろいろなことを調べたいと思います。自邸を完成させるまで続けるのが目標ですが、さてどうなるか。ところどころ、日常の暮らしネタをもりこみながら、細く長くブログに綴りたいと思います。
更新頻度は少なくなると思いますが、気長にお付き合いいただけると幸いです。
